テイクオフ時に前足が出ない（引っ掛かる）対策方法

冬になるとブーツを履いてサーフィンをするので
前足が出ないとか前足が引っ掛かってパーリングしてしまう
そんな方が多い様で・・・
サーフィン系YouTuberが、その対策をひとしきりUPしているのを見かけます。
そんなテイクオフ時に前足が出ない時の対策方法を
身体的な面と商品的な方法で解決したので、良かったら参考にして下さい。

足が前に出ない理由・身体編

まず僕の場合の話になります。
レギュラースタンスの僕の前足（左足）は
元々軽い障害を持っており（加齢もありますが）

腿を持ち上げる特定の筋肉が右足に比べて弱く
結果として【大腿骨が股関節に不安定に嵌っている状態】です。

弱っている筋肉は、腸腰筋

腸腰筋とは、太腿を持ち上げる時に使うインナーマッスルで
太腿を持ち上げる時の主働筋（メインで働きかける筋肉）
この筋肉が先天的に左足だけ弱いので、冬場は特に足が前に出にくくなります。

腸腰筋が弱るとテイクオフの時に前足が出ない — 腸腰筋が弱るとテイクオフの時に前足が出なくなります。腿を持ち上げる主働筋なんでとっても大切な筋肉になります。

他にも太腿を持ち上げる筋肉が存在する

この腸腰筋以外にも太腿を持ち上げる筋肉は存在するので
その筋肉を人より多く使って、テイクオフ時しているのです。

その筋肉とは大腿筋膜張筋

この筋肉は太腿の外側付近にあり、太腿を持ち上げる時にも使われています。
他には大腿四頭筋とかも関係していますよ。

大腿筋膜張筋は太腿を持ち上げる時にも使われる — 主働筋では無いのですが、ジャンプしたりした時によく使われる筋肉です。

大腿筋膜張筋普段は大腿筋膜を緊張させ大腿を屈曲、外転、内旋させる活動していますが、歩行などの際に近くにある大腰筋や腸骨筋は股関節を外旋する働きがありますが、これを防いで、脚が真っ直ぐ運ばれるように補正しているのが私大腿筋膜張筋でございます！
ラウンドフラットより引用

ただこの筋肉は、使いすぎると疲労が早く
機能的に【大腿を屈曲以外に外転や内旋させる作用】があるので
テイクオフ時には、余分なちょと逆の動きも追加されます。

屈曲と機能が反対の動きの筋肉（中殿筋）と接している

足を上げる作用の屈曲の動きと完全に真逆（反対）の
足を後ろに蹴る伸展の動きがある、中殿筋と筋肉が繋がっているので
力が相殺されて足が上がりにくくなります。

中殿筋は大腿筋膜張筋と筋連結を起こしている。 — 骨盤の前外側付近で、大腿筋膜張筋と連結していると言われています。

そこで！海に入る前には中殿筋を必ず緩めてから入ります。

太腿を持ち上げる時に使う筋肉と反対の動きの中殿筋を
フォームローラーで【筋肉をしっかりと緩めておく】と
当日の足の上がりが格段に変わります。

これは、先天的の腸腰筋が弱い僕でも分かるので
腸腰筋に問題を抱えてない方は、確実に変化すると思います。
また、デスクワークが多い仕事の方は特に固まっている筋肉（中殿筋）なので
足が突っかかる様な方には、特にオススメな方法です。