JSサーフボードのビッグバロン（ソフトボード）で小波でも更に楽しめるようになりました。

前から気になっていたのがミッドレングス、しかし近年の価格上昇で即決出来る状態では無く
良い機会があれば買おうと狙っておりました。

僕の求める条件は【3プラグでFCS２】であること
家に使っていない、マーク・リチャーズのツインスタビがあるのでそれが使いたいのが理由です。
当初は、シングルボックスのシングルスタビとかの選択も考えましたが、今はちょっと気が乗らなくて
（新たにシングルフィンを購入するのは痛手）
シングルボックスならヘイデンシェイプスのグライダーとか考えておりましたが、やはり価格が・・・

そんな時、とあるサイトを見たら、JSサーフボードのビッグバロン・ソフトボードが５万円台で販売されており
メインのボードではないのでコレで良いかと考えて購入
こうしてめでたく、初めてのミッドレングス＆ソフトボードを手に入れることになりました。

2022年モデル JS Industries サーフボード BIG BARON SOFTBOARDS 7’0 ソフトボードジェーエスビッグバロン日本正規品

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2022年モデル JS Industries サーフボード BIG BARON SOFTBOARDS 7’0 ソフトボードジェーエスビッグバロン日本正規品

JSビッグバロン・ソフトボードの構造とスペック

デッキ面等の表層はクロコダイルスキンとなっており、ザラザラしているのでワックスを塗らなくても滑らなく
中身はEPSフォームとなっているので、持った感じの軽さを感じました。
中心部分には、カーボン製のTストリンガーなるものが使われているようで、これによりフレックスが出るとの事

購入したサイズは

当初は6.8や7.0を購入する気でいましたが、購入を考えるようになったぐらいから、いきなり次から次へと売り切れていってしまい・・・
店頭に残っていた、6.4を手にとって感触次第で購入するか検討し【脇に抱えた感触が案外良くって】決めました。
（6.8や7.0になるとちょっと長すぎて車に乗せるのに不安があったのと、浮力がありすぎるとドルフィンが出来ないかもしれない不安から6.4に落ち着いた感じです）

早速つかってみての感想

①まず浮力は想像以上にある感じでした。
メインで使っている板と比べて、約1リットル程度浮力が違うだけなのに
波待ちの時の浮かんでいる状態が、想像以上でした。

②クロコダイルスキンは滑らないけど
クロコダイルスキンは、確かにワックスを塗らなくても全然滑りませんでしたが
座って波待ちをしている状態から、パドリングに移る際に滑らなすぎてウエットが擦れて痛んでしまいそうな気がしました。
（内腿部分が特に擦れる気がします）

③テイクオフがど早い
当然なのですが、長さがある分だけテイクオフが早く、いつもならサイズがなくて楽しめないぐらいのサイズでも
案外簡単にテイクオフが出来て楽しめました。
テイクオフしてからも、ぴゅぅ～！！ってぐらいに走ってくれるので、いつもなら諦めるサイズでも楽しめてご機嫌でした。

④案外普通に動く
テールがラウンドピンである事と、フィンをツインスタビにしたためなのか？
普通にショートボードと同じ様な動きをしてくれました。
多分、素材的に軽いと言うのもあるのではないかと思いました。

良い点・気になった点

良かった点

・価格が安い（セール品だったので）
・テイクオフがバカ速い
・ワックスフリー
・レールも普通に入る（レールが落ちている）
・動きが軽い

波が無い時に楽しめれば良いと考えて購入したので、その点では非常に満足しています。
最近はサーフボードの生産量原産や高騰しているので、３年程度サブとして使えれば大満足ぐらいの感覚で購入したので
お値段以上の満足度でした。

気になった点

・イモネジを付ける様に指示があったが、取り付けに超難儀した（後述あり）
・クロコダイルスキンのグリップでウエットにダメージが出ないか心配
・クラッシュした時の修理方法が確立されて無さそうな点（後述あり）
・ドルフィンは少し頑張らないといけない

浮力感は、メインの板より1リットル程度増えたぐらいなのに、波待ちしている時の浮いている感じが凄くて
ソフトボード特有のものかもしれませんが、最初は戸惑いました。
ドルフィンスルーは、レールを握ると凹むので掴みやすいので案外苦労せずに出来た感じです。
ただ夏場は、トランクスで直に肌が当たると擦れて痛そうかもしれません。
僕の場合は、ウエットの膝パッドが擦れて開いてしまいそうな気もしました。

イモネジが付かない！

表面のクロコダイルスキンが邪魔して噛むのか・・・？本当に大変でした。

実は、購入時に店員さんから「イモネジは必ず付けて下さいね」とご指導があり
「過去にフィンを紛失したことがあるので、当然とりつけますよ」なんて話たら
どうもそれでは無いような顔をされていたので、もしかして浸水とかの事があるのかも？
そう考えて、持っていたイモネジを取り付けようとしたのですが・・・
いっこうにネジが噛まない！！
ネジ山を潰してしまうのではないか？そんな心配から取り付けを慎重にした結果
一本取り付けるのに１５分程度も掛かってしまいました（15分×6本＝90分近く掛かった計算）

まずネジが噛まない！ソフトトップの部分が邪魔をするのでネジ山に噛まなくて
何度もやり直しながら取り付けました。
さらにネジ山を痛めたく無かったので、30度締めて15度戻し30度締めるを繰り返して取り付けました。
（アメ車かよ・・・なんて愚痴りながらひたすら頑張りました）

フィンが取れやすいのか？はたまた浸水でもするのか？
理由は最後まで不明でしたが、何かあったら嫌なんで仕方ないですね。

クラッシュした時の修理方法が確立されて無さそう

クラッシュした際の修理方法について、店員さんに確認をした所
「一般的なボンドで貼り付けて貰えれば良いですよ」的な回答が・・・
多分ですけど修理方法が確率されていないのかもしれませんね。
一部の方を見ると、ソラーレジン等で修理されている方が居ました。

最後に

僕が想像していたソフトボードでは無く、作り込みもしっかりとしておりアウトラインもシャープで
ショートボードと同じ感覚で使えて大満足でした。
常に板を２本持ちで使い分けるのであれば、持っておいても損のない一品だと思います。
念願だったEPS素材（ソフトボードですけど）は、軽く動いてくれるし、小波の時でも楽しめるので本当に買って良かったと大満足です。
近年の材料不足などにより、板の在庫不足や高騰しているので、セール品でも早めに買うのがベストかもです。
作シーズンは、オーダーした板が手元に来ないなどのトラブルが有りちょっと楽しめなかったのを反省し、型落ちモデルを早めに購入した感じです。
癖のない乗りやすい板は本当に海に行っても楽しいです。